2022年12月3日土曜日

光文社文庫のしおり・2006年~2009年まで

 光文社文庫のしおりが一番充実していた2006年秋から2009年までのしおり。

丁度、東日本レジ横しおり捜索隊の開始時期と重なり配布時期や入手書店も記録に残っている。この時期の特徴はキャラクターのチャップリン人形をワンポイントにした短冊型が毎年8種類以上まとめて配布されていた。またチャップリン人形のクリップ型やネガ風と特徴のあるしおりも登場している。

◆2006年秋
短冊型で表面はチャップリン人形がワンポイントの写真、裏面がキャッチの「お気に入りの一冊を探そう!」。たぶん全8種。
<No.2006280~3> 2006年8月31日・銀座教文館書店
<No.2006284~7> 2006年8月31日・銀座教文館書店

◆Paper clip bookmark(2007年版)
チャップリンの部分を切り抜きしおりとするクリップ型で紙製。
以上4種は<No.2007251~4> 2007年6月15日、上野駅構内BOOKGARDEN(現BookExpress)
以上4種は<No.2007377~80> 2007年8月20日、神田神保町・本のすずらん堂(現存せず)

◆2007年秋
裏面がキャッチはこの年も「お気に入りの一冊を探そう!」。
<No.2007426~37> 
2007年9月6日、12日、上野駅BookExpress、
2007年9月8日、柏WingBookCenter(現存せず)
縦置き&赤色<No.2007563> 2007年11月25日、リブロ・青山店(現存せず)
電車・横置き&灰色<No.2007580> 2007年12月6日、銀座・教文館書店
西瓜・横置き&水色<No.2008058> 2008年2月8日、北柏・文教堂書店(現存せず)

◆Paper clip bookmark(2008年版)
三日月に乗るチャップリン人形は「Paper clip bookmark」ではなく「Paper Moon」!
<No.2008054~7> 2008年2月7日、神田神保町・書泉グランデ

◆2008年初夏
通常の背景写真+チャップリン人形ではなく、当時の光文社文庫推し作品の紹介。何かのフェアで配布されたものかも知れない。片面が作品の紹介、もう片面がキャッチコピー。
・自分の人生を選び取った実感はありますか?~「ジャンプ」佐藤正午~
・笑って、笑って、最後に"ジ~ン"~「神様からのひと言」荻原浩~
・別れ、挫折、悔恨、それでも人は生きていく~「見知らぬ妻へ」浅田次郎~
・こんなに美しいミステリーがあっただろうか~「月の扉」石持浅海~
・青い空に浮かんで、僕達はビルの窓を拭く~「青空のルーレット」辻内智貴~
・父親の愛がもたらす深い感動~「父からの手紙」小杉健治~
・現役の法律家が描く冤罪ドラマ~「死亡推定時刻」朔立木~
・「せつなさ」という大人の贅沢~「せつない話」山田詠美~
・全編、クライマックス!~「11文字の殺人」東野圭吾~
ここまで
<No.2008222~30> 2008年5月12日、柏松葉町・Booksスズキで入手(現存せず)
・恐るべき三津田マジック!~「禍屋」 三津田信三~
・よみがえる司馬文学の侍たち~「侍はこわい」 司馬遼太郎~
・限りなく優しい誇り高い男たち~「セント・メリーのリボン」 稲見一良~
・なぜ彼女は完璧を求めるのか?   ~「女神」 明野照葉~ 
ここまで
<No.2008239~42> 5月15日、柏・WingBookCenter、新星堂書店(現存せず)

◆2008年秋
片面が横置きの写真(過去分の使い廻しあり)、もう片面が縦置きでネガフィルム風になっている。




<No.200844953~68> 2008年9月9日、10日、
東武線北千住駅・TOBUBooks(現存せず)、西船橋・BookExpress、
北柏・文教堂(現存せず)、秋葉原・書泉ブックタワー

◆ポジフィルム風
「紙」ではなくプラスティック製のポジフィルム風で、なんと!袋入りの紐付き。入手したのは3種類
<No.2008652~4> 2008年12月18日、柏・新星堂書店(現存せず)

◆2009年秋
いよいよ光文社物量大作戦・大量配布のラストは定石通り横置きの写真とカラフルな縦置きのチャップリン人形で全16種。
<No.2009556~71> 2009年9月13日、流山おおたかの森SC・紀伊国屋書店

光文社文庫のしおり・2006年~2009年まではこれで終わり。

2 件のコメント:

  1. 超力作ですね!
    でもこの光文社文庫しおり情報の素晴らしさを理解できる人はそんなにいないと思われます(失礼)。。。

    このシリーズ、自分のもっているものは約50枚ほどですが、当初からダブりがほとんどなく「100枚以上あるシリーズものだな」と感じていました。今回スタートした時期やシリーズの概要がわかり納得いたしました。ありがとうございます。

    本年もいろいろ情報ありがとうございました。ここの情報は、他で見ることのできない貴重な情報ばかりで大変重宝していますが、これまで見たことのないしおりを入手したときの喜びが、このサイトで事前に目にすることが増え、それだけが唯一の欠点です(笑)。冗談はともかく来年もよろしくお願いいたします。

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    1. はなまるさん。
      コメントありがとうございます。
      構想1年、編集に半年かかった超大作が本コメントで報われました。また来年もよろしくお願いいたします。

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