2024年3月11日月曜日

岩手三陸沿岸の大槌町・一頁堂書店で入手したしおり

JR東日本から「旅せよ平日!JR東日本たびキュン 早割パス」が発売された。

これは1万円ぽっきり(税込み)で”新幹線・特急列車などの自由席を含むフリーエリア内が1日乗り放題!”というウヒウヒ「な切符で早速購入。
プランをいろいろ検討した結果、ご書印と併せて岩手・三陸方面に日帰り旅行に決定!始発の東北新幹線に乗り新花巻から遠野(ここの内山書店のご書印は水木しげる画のイラスト)、釜石を経て三陸鉄道に乗り大槌町に降り立つ。
駅のまわりは3.11の津波で大被害を受け、今は空き地と新築の住宅ばかり、海は大きな防潮堤に遮られ見えない。空き地が目立つ人気のない道を歩きショッピングモールのシーサイドタウンマスト(ここも津波で被害をうけたとのこと)にたどり着き早速、店内の一頁堂書店を訪れご書印とレジ横にあったしおり「月が導く異世界道中」をいただく。オリジナルしおりは期待していなかったが、まさか三陸沿岸のローカルな書店でしおりを入手できるとは思わなかった。店主とお話すると震災後に一念発起、脱サラして一頁堂書店を開店したそう。書店のブックカバーは震災前の大槌町の観光マップで第30回書皮大賞だそう。復興を祈念(ブックカバー目当て?)で本を1冊買い、また歩いて駅まで戻る。次の電車まで時間があるのでホームで1人、昼食代わりにシーサイドタウンマストで買った唐揚げでビールを飲む。未曾有の津波が襲った地域とは思えないのどかなひとときだった。
<N0.2024038> 2月15日、大槌町・一頁堂書店

一頁堂書店のブックカバー



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