2020年4月26日日曜日

筑摩書房・しおりのラビリンス(その3)「で、あなたは読んだの?」

2000年前後にちくま文庫などに挟まれていたシリーズ。表面はクラシックな服を着た読書中の女性が「で、あなたは読んだの?」問いかけいる。背景の色と女性のイラストの色の組み合わせで10数種存在、表面だけでは配布時期を推測することはできないが・・・。


裏面は「ちくま文庫」「ちくま学芸文庫」「ちくま新書」、途中から「ちくまプリマー新書」の発売日と”カレンダーに○”のコピー、サービスセンターの住所などが記されている。発売日とサービスセンターの住所の組み合わせから配布時期がある程度、推測できる。組合せのタイプは6種類あり、以下の表にまとめてある(赤文字が各タイプの相違点)。
◎TYPE-1
 1990年代後半から1999年秋頃までの、文庫、学芸文庫、新書の新刊に挟まれていたと思われる。
◎TYPE-2
 ちくま文庫の発売日が12日に変わったとの告知付き。発売日が25日から12日に変わったのが1999年12月頃なので、その頃と思われる。
◎TYPE-3
 ちくま文庫の発売日が12日に告知が無くなる。2001年春頃までのもの。
◎TYPE-4
 大宮市と浦和市などが合併しサービスセンターの住所が「さいたま市」・・・なんてダサく、安易な命名なんだ!・・・になる。「さいたま市」の誕生が2001年5月なのでそれ以降のものと推測。
◎TYPE-5
 さいたま市が(あまりに広すぎて)政令指定都市に移行し(いっそ県全体をさいたま市にしてしまえば?)住所が北区に。かつ新書の発売日が20日から9日に変わる。2003年4月以降のもの。
・・・もしかしたら新書が9日に変更になった”告知付き”が存在するかも?・・・。
◎TYPE-6
 ちくまプリマー新書が登場、 プリマー新書は2005年1月創刊なのでそれ以降。

次回はいよいよ迷宮に突入!

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